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KEN THE 390, KOHEI JAPAN, DEJI, K DUB SHINE 佐賀藩の歴史を楽曲に!

佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、数多くのHIPHOP作品をリリースしているポニーキャニオンの協力のもと、歴史好きラッパーであるKEN THE 390、KOHEI JAPAN、DEJI、K DUB SHINEとのコラボレーション楽曲「The SAGA Continues…(ザ サガ コンティニューズ…)」を制作いたしました。

本楽曲は、本日3月22日(水)にオープンする特設サイトとYouTubeで、MVと共に一般公開を開始いたします。
また、本音源は特設サイトにて無料でダウンロードいただけます。

 

  • 楽曲概要

「The SAGA Continues…」は、2018年に明治維新から150年という節目を迎えるにあたり、佐賀県の歴史や偉人について全国に発信することを目的として制作いたしました。明治維新において活躍した「薩長土肥」の「肥」とは肥前(佐賀藩)を表しており、佐賀藩は大胆な教育改革による人材育成と、最先端の科学技術導入により鉄製大砲の製造に成功させたことから、当時の日本国内において圧倒的な影響力を持っていました。本作は、佐賀藩を牽引した第10代藩主 鍋島直正(号:閑叟<かんそう>)の類まれなリーダーシップと世界を見ていた広い視野をテーマにした楽曲となっています。

  • 「The SAGA Continues…」参加アーティスト

 

左からKEN THE 390、KOHEI JAPAN、DEJI、K DUB SHINE左からKEN THE 390、KOHEI JAPAN、DEJI、K DUB SHINE

本楽曲を担当するのは、佐賀県出身のDEJIをはじめとする4人の「歴史好き」実力派ラッパー。KEN THE 390、KOHEI JAPAN、DEJIの3人は、佐賀藩出身の大隈重信侯が創立した早稲田大学における、ソウルミュージック研究会「GALAXY」のOBです。また、K DUB SHINEは、佐賀藩主の流れをくむ鍋島家の邸宅があった、渋谷区立松濤中学校のOBという、佐賀藩に縁のある4人のマイクリレーです。

KEN THE 390KEN THE 390

KEN THE 390(ケン・ザ・サンキューマル)
フリースタイルバトルで実績を重ねた後、2006年アルバム「プロローグ」をリリース。現在までにアルバム8枚、ミニアルバム4枚を発表。2012年12月には主宰レーベル「DREAM BOY」を設立。実力実績も備えた、中堅世代においてシーンを牽引する存在である。活発なアーティスト活動を続けながら、現在は話題のMCバトル番組“フリースタイルダンジョン”にも、審査員としてもレギュラー出演。その活動はレーベル運営からイベントプロデュースにいたるまで、多岐にわたっている。早稲田大卒、「GALAXY」OBである。
【コメント】
個人的に維新前後の歴史が好きだったので、オファーをとても嬉しく思いました!参加MC陣皆で、佐賀県の方から、歴史や幕末の話を詳しく聞かせていただいたのも、とても楽しかったです。楽曲としても、同級生のDEJIやシーンの大先輩たちとご一緒させて頂けて光栄でしたし、このメンバーならではのミラクルが起きていると思いますので、ぜひ聴いてみていただければ嬉しいです。

KOHEI JAPANKOHEI JAPAN

KOHEI JAPAN(コーヘイ・ジャパン)
ジャパニーズ・ヒップ・ホップの創世記とも言える1991年よりマイクを持ち、自身の母体ともなるユニット、Mellow Yellow<メローイエロー>を結成。ライムスター、イースト・エンド等とFunky Grammar Unit<ファンキー・グラマー・ユニット>に属し、シーンの興隆を担う。その後ソロ・アーティストとしても活動を開始、家族愛を謳ったリリックは「JAPAN TIMES」「朝日新聞」など、新聞各紙に取り上げられ話題となった。早稲田大卒ではないが、「GALAXY」OBで、在部当時は部長も務める。歴史への造詣が深く、また佐賀県との関わりとしては、肥前名護屋城歴史ツーリズム協会のPVにおける、音楽提供の実績がある。
【コメント】
「幕末」に活躍した藩といえば、「薩長土肥」と答えられるのだけど、じゃあその「肥」、つまり肥前佐賀藩は何をやっていたのか?と問われると、意外に答えられなかったりして。じゃあその答えは?この曲を聴けば分かるハズです。みなさん乞うご期待!

DEJIDEJI

DEJI(デジ)
佐賀県出身の実力派ラッパー。赤松小→城南中→佐賀西高(藩校弘道館の流れを汲む)→早稲田大と、佐賀藩との縁が深い経歴。少年野球時代、雨の日は佐賀城址の鯱の門の下で筋トレ、冬の練習では佐賀城のお堀端をひたすらランニングして心身を鍛えた。2000年 佐賀県から上京するとともにマイクを握り始める。MCバトルの実績も豊富。2017年2月22日には6枚目のアルバム「草莽の人」をリリースする等、これまでにソロ名義で6枚のアルバムをリリースしている。「GALAXY」OBである。
【コメント】
佐賀県出身者として、今回の企画に参加させていただいたことを非常に嬉しく思います。佐賀城本丸歴史館が建っている場所は、私が小学生の頃は赤松小学校の敷地であり、真夏の暑さの中、少年野球で汗を流した記憶や、真冬にお堀端を何周も走った記憶は、一生忘れることのない大切な思い出です。今は東京で暮らす身ですが、佐賀の歴史に触れることが出来て、また、楽曲で憧れの先輩方と共演することが出来て、こんなに嬉しいことはありません。日本全国の皆様、そして佐賀の友人知人の皆に聴いていただきたいと思います!THE SAGA!CONTINUES!!!

K DUB SHINEK DUB SHINE

K DUB SHINE(ケー・ダブ・シャイン)
日本のHIP HOPシーンにおける重鎮、レジェンド的存在。現在の日本語ラップにおける韻の踏み方の確立に大きく貢献したMCと呼ばれている。その洗練された文学的な韻表現と社会的な詩の世界は様々なメディアで高い評価を獲得している。また、コメンテイターとしても数々のメディアに登場している。社会派ラッパーとしての地位を確立し、社会において教育が大事という持論を持つ。日本の現状を独自の視点で切り込んだ最新アルバム「新日本人」が話題となっている。渋谷区出身であり、維新後に鍋島家が「松濤園」という茶園を開いた地であることに因む松濤地区とも深い縁がある。
【コメント】
HIP HOPで情報発信することが、「佐賀県シャレてるな」と思いました。自分にとっても小さい頃から松濤公園は馴染みのある場所だから、鍋島家の足跡が残っている土地ということも知っていたし、この地からメッセージを届ける事をイメージしました。佐賀県だけじゃなくて、九州、日本全国でこの曲みたいな試みが増えていて我々としてもラップをやってきて良かったなと思います。

  • MV中に登場する鍋島直正役を演じるのは武田真治さん!

MVは、佐賀藩に所縁のある都内3カ所と、佐賀城跡に本丸御殿を復元した「佐賀城本丸歴史館」で撮影を行いました。佐賀城本丸歴史館の外観や内観にMC陣のラップシーンを投影した近代的な演出となっており、さらに鍋島直正役として武田真治さんにご出演頂き、侍姿や肉体美、楽曲に合わせてサックスを演奏している場面も収録されています。武田さんのサックス音が入った音源は、MVのみのスペシャルバージョンです。武田さんは、維新後に佐賀藩が積極的に開拓に取り組んだ北海道出身というご縁があり、また、音楽を好み、文武両道を実践し、一説では非常に筋肉質であったという鍋島直正のイメージにピッタリの方です。

侍姿の武田真治さん侍姿の武田真治さん

サックスを持つ武田真治さんサックスを持つ武田真治さん

  • 武田真治さんコメント

武田真治さん武田真治さん

佐賀は毎年のようにライブで訪れている思い入れのある地です。

今回、鍋島直正という歴史に埋もれさせるには惜しい男を演じる機会に恵まれ、大変光栄に思っています。

僕自身は北海道出身ではありますが、明治維新後、蝦夷地開拓に積極的に取り組み、今の北海道の礎を築いてくれた鍋島直正は道民にとっても英雄であり、鍋島直正役で今回の撮影に参加できたことはとても感慨深いものでした。

幕末、近代化のトップランナーとまで呼ばれた彼の思考性や行動力は今の時代にも必要なのではないでしょうか。
このプロジェクトを機に、たくさんの方に鍋島直正の歴史と彼が愛した佐賀に触れて頂ければと願ってます。

 

  • タワーレコード渋谷店と佐賀県内にて、音源を収録したカセットテープを数量限定で配布!

左・中央:カセットテープ、右:ステッカー左・中央:カセットテープ、右:ステッカー

■東京配布日:3月25日(土)
会場:タワーレコード 渋谷店 6F 配布時間:14:00~19:00
■佐賀配布日:3月25日(土)・26(日)
会場:サガテレビ超!春フェス2017 サガプライズ!ブース 配布時間:10:00~17:00

数多くのHIP HOP作品を手掛けている光嶋崇さんデサインの「The SAGA Continues…」の音源を収録したカセットテープとオリジナルステッカーを、東京と佐賀の2箇所で配布いたします。配布数は、明治維新150年にちなみ、両所合計150個となっており、なくなり次第配布終了となります。
※収録されている音源は、武田さんのサックス音が入っていないオリジナルバージョンとなります。

カセットテープ受取りにあたっての条件(お願い)
★「The SAGA Continues…」のMV、もしくは特設Webサイトを、ご自身のSNSにてシェアしてください。
(LINE、Instagram、Twitter、Facebook、Snapchat、SNOWなど)
★シェアした画面、もしくは画面のキャプチャーを、当日スタッフにご提示ください。
★複数のアカウントでシェアいただいた場合でも、お一人様につき1個限りとさせていただきます。

  • 本日3月22日の一般公開に合わせて、佐賀県庁 本庁舎内でも定時放送開始!

明治維新150年に向けて県内の気運を醸成するため、県庁職員はもとより来庁されたお客様にも、この楽曲を聴いていただくことで幕末維新期の佐賀藩の歴史に興味を持っていただけるように、佐賀県庁 本庁舎におけるお昼(12:50~)の定時放送を約1カ月間実施します。

  • 楽曲を通して佐賀県がお届けしたいメッセージ

幕末は非常に分権的で、地方がそれぞれ独自に知恵を絞って頑張っていた時代でした。現在も地方創生が叫ばれている中、地元のため、世の中のために、自分が与えられた立場において世界を見据えて何ができるかを考えた閑叟の姿勢から、今を生きる私たちも学ぶべきものがあるのではないでしょうか。この曲をきっかけに、先人たちの偉業を顧みて、将来につながる何かを感じ取っていただけると幸いです。

  • 「The SAGA Continues…」リリック(歌詞)

【KEN THE 390】
時は維新の54年前
歴史に名を刻む名君が誕生
その名も佐賀藩第10代藩主
鍋島直正 a.k.a 閑叟
わずか17でなる藩主
まずは貧乏な藩から抜け出す
藩政改革で財政再建
10年もすりゃもう完全再生
さらに強化する長崎警備
西洋に遅れていたからリベンジ
鎖国してた当時の日本のどこよりも
早くから取り組む近代化
人材が大事 大砲も大事
それ気づくペリー来航13年前タイミング
世界の情勢 いち早く察知
先憂後楽 そこで証明

【HOOK】
我が佐賀その名が
永らく輝くには自らが
故郷を愛し本気で言う
ザ佐賀コンティニューズ

【KOHEI JAPAN】
江戸三百諸侯で唯一無二
海の外のコトには目をつむり
刀に甲冑 武器は火縄銃じゃ
この日本を守る事は無理
いち早く強化する軍備
導入した西洋式銃器
黒い船が浦賀に来航する
ずっと前に佐賀だけが標準装備
閑叟公曰く「自分の不束は
日本の御不束となる」
自腹で整備 長崎に要塞
鋳造に成功 鉄製の大砲
ペリー来航 迫る開国
幕府は助け乞うその最強の大砲に
江戸のお台場に据え付ける
佐賀の砲口が世界睨みつける

【HOOK】
我が佐賀その名が
永らく輝くには自らが
故郷を愛し本気で言う
ザ佐賀コンティニューズ

【DEJI】
薩摩の島津 佐賀の鍋島
未来担う 日本のためになる
近代化の手本 として 信頼あるライバル
同士で手を 握っては 切磋琢磨
幕府も佐賀に大砲 発注し高まる
富国強兵 デッドヒート
見渡す光景 一歩リード
日本は佐賀を見ていた
佐賀は世界を見ていた
明確なビジョンで俯瞰する
低下する国力 いかん
内より外 むしろ見事
おい薩長土の後ろになど つかん
がばい 誇り高か 男たち
鯱の門から見渡す世界

【HOOK】
我が佐賀その名が
永らく輝くには自らが
故郷を愛し本気で言う
ザ佐賀コンティニューズ

【K DUB SHINE】
遥か遠く、江戸の外れ
渋谷の坂やビルに隠れ
街の森の奥、水車ある池
から佐賀藩主の功績聞け!
江戸後期の情勢直視
欧米列強の現実に即し
武器製造で高めた抑止
軍事力強化務めた国士
このまんまでは良くないな
と語学に医学に国際化
目指し教育を特に改革
翻訳正確、技術開発
どデカイ鉄の大砲誇り
並んだ東京湾のほとり
松濤から感謝する近代化
閑叟グランドデザイン書いた

【HOOK】
我が佐賀その名が
永らく輝くには自らが
故郷を愛し本気で言う
ザ佐賀コンティニューズ

  • 株式会社ポニーキャニオン

多数の所属アーティストを抱える日本有数の映像・音楽ソフトメーカー。1966年に設立され、常に時代性のあるエンターテインメント事業を展開、数々のヒット・コンテンツを生み出してきた。音楽、教養、文芸、スポーツ、映画、娯楽など各種パッケージ・ソフト(CD、DVD、Blu-Rayその他)、デジタル・コンテンツの企画、制作、販売、更にはイベント企画制作や書籍販売など、多岐に渡る事業を展開している。昨今では、それらの経験によって培われたノウハウ、多方面にわたるネットワーク等を活かし、地域活性化の事業に注力しており、地域資源の情報発信をエンターテインメントの視点から企画・実施。その実績を参考に、佐賀県からコラボ企画への協力を打診し、ZEEBRA、KREVA、般若、UZI、KOHEI JAPANなどの数多くの歴史的なHIP HOP作品をリリースしてきたという同社の実績を活かし、今回の「歴史をテーマにした本格的ヒップホップ楽曲の作成」という企画に至る。

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