ARTS

「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」4/15(土)より福岡アジア美術館にて開幕!

美術の殿堂、ルーヴル美術館が企画する漫画の祭典、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」が、大好評だった東京・大阪に続いて、いよいよ明日4/15(土)より福岡アジア美術館にて開幕する。

本展の総監修者、ルーヴル美術館、文化制作局出版部 副部長ファブリス・ドゥアール氏は「芸術の殿堂ルーヴル美術館で新しい漫画の美に触れられる機会。絵は普遍的なもの。そのひとつの線が国境をこえ、日本につながった。作家達の才能と情念を感じてほしい」とコメント。福岡に先駆けて昨年開催された森アーツセンターギャラリーの開幕セレモニーでは、日本でも有名なBD作家 二コラ・ド・クレシーや、今年2月に惜しまれつつ急逝した谷口ジローが代表して挨拶を行った。

谷口は「このルーヴルのプロジェクトに選ばれて光栄。漫画を描くにあたり約1ヶ月滞在しルーヴル美術館に毎日通った。気持ちが開放されたのを覚えている。オールカラーで描くこともでき嬉しかった。」と制作当時を振り返り、「漫画はどんなものも表現できる」と漫画表現の多様性を熱く語った。

展示は「偉大なるルーヴル美術館」、「ようこそ異次元の世界へ」、「時空を超えて」と3つのテーマで構成。シアター映像のあと、ルーヴル美術の代表作品「サモトラケのニケ」の原寸大レプリカが来場者を出迎える。展示は荒木飛呂彦、谷口ジロー、松本大洋ら日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家たちの作品を間近で見られるだけでなく、それぞれの物語の世界観が伝わるよう視覚的にも工夫されている。また「作家たちのアトリエ」ではスケッチやネーム、デジタル作家の映像など作品制作の工程を垣間見ることもできる。

また、ミュージシャン米津玄師の公式イメージソング「ナンバーナイン」が会場や音声ガイドで聴けるほか、本展に向けて描き下ろしたイラスト画が会場限定で楽しめる。さらに本展のために作られた米津玄師のオリジナルグッズも会場限定で販売される。会場最終のゾーンには、坂本眞一が描いた1.8m×2.1mの菜々緒の等身大のイラスト画や、米津玄師の描いたイラスト画など、作品を前に写真が撮れるフォトスポットも設けられている。

 

このルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」に来場した全員が応募をすることができる、特別企画も決定した。会場内にある応募用紙で特別展に出展している漫画家:松本大洋、坂本眞一、ヤマザキマリ、二コラ・ド・クレシー、エティエンヌ・ダヴォドー、フィリップ・デュピュイ、オフィシャルサポーターで音声ガイドを担当している神谷浩史、公式イメージソングを担当している米津玄師のサイン入り図録が抽選で当たる!ぜひこの春、福岡アジア美術館に足を運んでルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」を堪能し、このレアな図録を抽選で当てて欲しい。

福岡アジア美術館にて、5月28日 (日)まで開催。その後7月から名古屋でも開催される。

 

【関連サイト】

「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」公式ホームページ http://manga-9art.com/

米津玄師 公式ホームページ http://reissuerecords.net

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