ドレスコーズの8都市に渡るツアー「the dresscodes 2017“meme”TOUR」が、本日、新木場studio COAST公演で幕を閉じた。
NEW ALBUM「平凡」のコンセプト衣装を身に纏った志磨遼平は、有島コレスケ(Guitar)、山中治雄(Bass)、ビートさと(Drums)、堀嵜ヒロキ(Percussion)といったメンバーと共に「無敵のファンクギャングドレスコーズ」と銘打ってアルバムの楽曲を中心にツアーを駆け抜けてきた。
千秋楽となった本日の新木場studio COAST公演は、ホーン隊に福島健一(Tenor Saxophone) MAKOTO(Trumpet) 村本 功(Trombone)が参加し、総勢8人編成となった。
LIVEは、一曲目からホーン隊と共に「common式」、「平凡アンチ」と披露し、初っ端から「平凡」ファンクナンバーで会場を揺らす。ダンスを取り入れたステージングがこのコンセプトツアーの特徴でもある。「マイノリティーの神様」「towaie」「ストレンジャー」「規律/訓練」といった、アルバム楽曲群を披露する中、志磨遼平と三浦康嗣(ロロロ)との共作詞楽曲「メロディ」を、息のぴったり合った有島コレスケとのWラップでアプローチ。
また、山中治雄の紹介から始まった初期のドレスコーズ曲「Automatic Punk」「ヒッピーズ」も、発表当時から変化したファンクアレンジで会場をヒートアップさせた。志磨は、正確無比なドラムとパーカッションが織り成すビートに、統制されたダンスを組み込み、余計なMCは削ぎ落とし、黙々とLIVEは進行していく。コンセプトアルバム「平凡」の主人公を徹底的に演じ抜く様が伺える。
後半戦は、アルバムリード曲「エゴサーチ&デストロイ」、シングル曲「人間ビデオ」、「ゴッホ」と、アッパーなナンバーでたたみかけ更にフロアを熱くし、本編ラストはミラーボールが映える「アートvsデザイン」。会場全体に湧き上がる多幸感のまま本編を終えた。
アンコールは、ホーン隊を加えたダイナミックなレゲエダンスナンバー「人民ダンス」を披露、そしてツアーラストソングに相応しい「20世紀(さよならフリーダム)」で締めくくった。
「平凡」という、単純かつ壮大なテーマを世に投げかけたドレスコーズのツアーは幕を閉じたが、一筋縄にはいかない志磨遼平の「平凡」表現を、長く味わってほしい。4月12日数量限定発売の「平凡」アナログ盤の締切は、明日4月10日正午となる。
Photo by 森好弘
【the dresscodes 2017 “meme” TOUR FINAL 新木場studio COAST セットリスト】
1.common式
2.平凡アンチ
3.マイノリティーの神様
4.towaie
5.メロディ
6.ストレンジャー
7.規律/訓練
8.Automatic Punk
9.ヒッピーズ
10.エゴサーチ&デストロイ
11.人間ビデオ
12.ゴッホ
13.アートvsデザイン
En.1.人民ダンス
En.2.20世紀(さよならフリーダム)
【「平凡」アナログ盤(LP2枚組)商品情報】
発売日:2017年4月12日(水)
価格:¥3,704+税
[DISC1 A面]
common式
平凡アンチ
マイノリティーの神様
[DISC1 B面]
人民ダンス
towaie
ストレンジャー
[DISC2 A面]
エゴサーチ&デストロイ
規律/訓練
静物
[DISC2 B面]
20世紀(さよならフリーダム)
アートvsデザイン
人間ビデオ
購入方法:ドレスコーズ「平凡」特設サイト KING e-SHOP
ご予約受付締切:2017年4月10日正午
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