中学校時代の幼馴染、山口諒也(Vo)と髙橋響(Dr)を軸に萩原知也(Ba)を加えた3ピースバンド、Absolute areaのワンマンライブ「ドラマチックサマー」が9月7日下北沢MOSAiCにて行われた。
2014年4月に結成され5年目を迎えたAbsolute area。2017年には未確認フェスティバルのファイナリストに選ばれるなど、数々の10代コンテストでの受賞経験を持ち、今回のライブも発売直後にsold out。そんな彼らの「今」そして「ミライゾウ」を詰め込んだライブに、満員の観客は酔いしれた。
オープニング曲「少年」はなんとアルバム未収録の新曲。そこから「続く明日へ」までの冒頭3曲で観客は「今までのアブソとは違う!」と確信!!そのルックスや歌詞の内容から「大人になり切れない」「過去に引きずられている」イマドキの男子バンド、だと思ったら大間違い。彼らは確実に骨太な「大人の」3ピースバンドへと進化している。切なさ、悲しさ、懐かしさを楽曲に抱えながら、ライブはラスト「ひと夏の君へ」と向かう。ファンには「残像」の愛称で語られるこの曲も、もはや過去への讃歌ではなく、過去と決別し「ミライ」へと向かう決意をあらわす曲に聴こえてくるから不思議だ。鳴り止まぬ拍手の中、アンコール曲は「ミライゾウ~reborn」そうかそうかアブソは過去から「ミライ」へと進む決意をしたんだな、とファンは納得、そして確信「もはや昔のアブソではない!」
ついにメンバー全員がハタチの一線を越えてしまったアブソ。9月5日にハタチを迎えたVo.諒也が最後に叫んだ「この音が僕らの始まりの合図だ!」このひとことが今日のライブの全てを物語っていた。
文:荒木敦史
<映像作品>
「ドラマチックサマー」MVはこちら
<ワンマンLIVE>
10/5(金)下北沢MOSAiC『Absolute area one man live 2018 「ドラマチックサマー」』追加公演決定!!!
☆チケット一般発売中
<Release>
夏ソング満載の初の全国流通盤!
2018年8月8日(水)リリース 『あの夏の僕へ』
01.ドラマチックサマー
02.失恋歌
03.がらくた
04.ひと夏の君へ
05.My home town
06.reborn
定価:¥1600(+tax)
品番:EGGS -033
<Profile>
Absolute area(アブソリュート・エリア)
2014年、高校の同級生で結成。平均年齢19歳。メンバー脱退を経て、2017年10月に現メンバーに今までに「YHMF」「MusicRevolution」など、高校生大会にて数々の受賞歴を持ち、2017年3月にはバンド初のワンマンライブを下北沢GARAGEにて開催。チケットはソールドアウト。7月からは、自主企画3ヶ月連続2マンシリーズ『ふたりのり』を開催。10代限定フェス『未確認フェスティバル2017』ファイナリストとして新木場STUDIO COASTに出演。年齢離れした高い技術に加え、ボーカル・山口諒也のソングライティング、歌声が魅力で、同世代からの絶大なる支持を得ている。2018年8月8に『あの夏の僕へ』をリリース。今後大注目の若手3ピースギターロックバンド。
☆Absolute area Official web site
https://absolutearea.themedia.jp/