LADYBABYが4人組の新体制となり、初のワンマンツアー「TOUR2018-SADAME-」を開催。4月21日に東京・SHIBUYA CLUB QUATTROでツアーファイナルを迎えた。
昨年11月17日、突然の黒宮れいの脱退から五ヶ月。
一人残った金子理江はLADYBABYを続けることを決意し、新メンバーにモデルとして活動中の池田菜々、オーディションで合格となった有馬えみり、唐沢風花の三人を迎え、二人体制のThe Idol Formerly Known As LADYBABYから結成当初のLADYBABYに名称を戻しての再スタートとなった。
既に決定していた東名阪ワンマンツアー「TOUR2018-SADAME-」までわずかな時間の中で仕上げたとは思えないほどのパフォーマンスを披露し、オーディエンスの新体制への不安は、熱気とともに期待と確信に変わった大阪JANUS、名古屋Electric LadyLand公演から一ヶ月。
ツアーファイナルとなるSHIBUYA CLUB QUATTROには多くのオーディエンスが駆けつけた。
お馴染みのOPENING SEが流れ歓声が上がる中、ステージに登場した、池田菜々、有馬えみり、唐沢風花。続いて金子理江が登場する。
一声目の「ニッポン饅頭!!」のタイトルコールとともに始まったニッポン饅頭は、大阪、名古屋公演でも、東京でのイベント出演時にも披露しておらず新体制としては初披露になる。いきなりの「ニッポン饅頭」にフロアのボルテージは一気に上昇した。続いては季節的にもぴったりの「Easter Bunny」。復活を歌うこの歌では、「復活できる 何度でも 春のように そう、イースターのように 破壊なくして 創造もない 殻を破り また生まれかわる」「何回だって手をつなぐ 何回だって花ひらく こわいほどの桜の下 一緒に行こう パレード」という歌詞があるが、まさにLADYBABYは破壊と創造を繰り返し何度も復活してきた。今のLADYBABYが歌うべくして歌う曲だ。
挨拶を挟み、「蓮華チャンス!」「Shibuya Crossing」「Pinky! Pinky!」と畳み掛ける。新メンバーが入ったことによりパフォーマンスの幅が広がった事を感じさせる。また、新メンバーの有馬えみりのデスボイスはグロウル、フォールスコード、フライスクリームを駆使し、更にパフォーマンスの迫力を増加していく。
「渋谷全力そんなもんじゃねぇだろ?!」と只でさえ熱気に包まれた会場を煽り「参拝!御朱印ガール☆」でステージを駆け回った後には、「Generation Hard Knocks」をエモーショナルに歌い上げた。
一人一人メンバーがオーディエンスにメッセージを伝える場面では「まだ二ヶ月しか経っていないけど、この四人でもっと大きな景色を見たい」「曲もパフォーマンスもLADYBABYの全てが好き」「ファンが愛おしい」「皆大好き」とファンやメンバーへの想いを伝えた。金子が「まだライブは続くけど、みんな今日来てよかったですか?」と問いかけた言葉に応えた大きな歓声は、その想いを受け取った証に他ならない。
ここで5月30日に四人体制での初めてのリリースとなる新曲「ホシノナイソラ」を初披露。既存のメタルベースは維持しつつもエモーショナルなロックを踏襲したサウンドに、心情を綴り、不安も迷いも乗り越えていくという歌詞。RAP、シャウト、クリーンヴォイスが絡み合う歌声がのるこの楽曲は今のこの四人が揃ったからこそ産まれた曲となった。
「ホシノナイソラ」を皮切りにラストスパートに入り「アゲアゲマネー」「セシボン・キブン」と定番のアッパーチューンを披露。激しいビートとユニークな歌詞の組み合わせは、LADYBABYの楽曲、ライブの真骨頂とも言える。一気に最高潮を迎えた会場は大盛り上がりの中本編を終え、アンコールは「Pelo」「ULTRA☆LUCKY」「Me!Me!Me!」と本編の盛り上がりを更に超えんばかりの勢いと熱気に、メンバーも会場中も笑顔が溢れる。
アンコールの最後に「この四人が今のLADYBABYです。」と話した金子の姿は実に真摯なものであり、見据えた眼差しの先に見る未来は明るいものだと感じさせた。鳴り止まないダブルアンコールに再度登場しての「ニッポン饅頭」は拍手喝采で終わった。
新体制になり初回のライブがワンマンツアーという喜ばしくも過酷であった環境は、短い時間ながら彼女たちを確実に成長させた。
その成長はファンと共にある事も発する言葉言葉から溢れ、今後のLADYBABYをメンバーとファンが一緒に作っていく、本当の意味での始まりの夜となった。Photo:タマイシンゴ
<セットリスト>
1.ニッポン饅頭
- Easter Bunny
3.蓮華チャンス!
4.Shibuya Crossing
5.Pinky! Pinky!
6.参拝!御朱印ガール☆
7.Generation Hard Knocks
8.ホシノナイソラ
9.アゲアゲマネー
10.セシボン・キブン
EN1.Pelo
EN2.ULTRA☆LUCKY
EN3.Me!Me!Me!
WEN.ニッポン饅頭
【Profile】
J-POPとデスボイスを組み合わせたオリジナルジャンル「カワイイデスKawaii-Death」を引っさ げ、2015年7月29日にリリースしたファーストシングル「ニッポン饅頭」が全世界で話題となる。 同曲のMUSIC VIDEO・YouTube 再生回数は現在2,300万回数を超え、瞬く間に音楽シーンに 登場しアメリカやドイツでのワンマンライブは立て続けにSOLD OUT。国内での初ワンマン(新 宿BLAZE)も大成功をおさめた第一期“LADYBABY”時代。2名Wセンター体制となり、ユニット名を“The Idol Formerly Known As LADYBABY”として
「参拝!御朱印girl☆」でメジャーデビューし、シングル三作、SOLD OUTのリキッドルームワンマ ンなどアイドルシーンの中でも異質かつ強烈なインパクトを残した“The Idol Formerly Known As LADYBABY”時代。 そして第三期は“LADYBABY”にユニット名を戻し、初期メンバーの金子理江に、モデルとして活 躍する池田菜々、そしてオーディションにて集まった有馬えみりと唐沢風花の4人形態となる。 早 く も 東 名 阪 ワ ン マ ン を 発 表 。初 日 の 大 阪 公 演 で は 四 者 四 様 の 個 性 が 織 り 成 す 歌 声 、ル ッ ク ス 共に格段にスケールアップしたパフォーマンスを披露。衝撃的な復活を果たしそのポテンシャル の高さを堂々と証明する。
トップギアで駆け上がる“LADYBABY”の新たな歴史を目撃せよ!
【オフィシャルHP】
【LIVE INFOMATION】
TOUR2018【邂逅-REVENGE-】
6月10日千葉LOOK(日) <OPEN17:00/START17:30>
6月16日(土)兵庫・Music Zoo KOBE 太陽と虎 <OPEN17:00/START17:30>
6月17日(日)広島・HIROSHIMA BACK BEAT <OPEN17:00/START17:30>
6月24日(日)静岡・浜松FORCE <OPEN17:00/START17:30>
6月30日(土)埼玉・西川口Hearts <OPEN17:00/START17:30>
7月1日(日)神奈川・横浜BAYSIS <OPEN17:00/START17:30>
7月6日(金)北海道・札幌COLONY <OPEN18:00/START18:30>
7月14日(土)新潟GOLDEN PIGS BLACK <OPEN17:00/START17:30>
7月15日(日)福岡Queblick <OPEN17:00/START17:30>
料金:前売り¥3,000-
※スタンディング(立見)
※ドリンク代別途必要
※未就学児のご入場はできません。
【RELEASE INFOMATION】
2018.5.30 On Sale!
LADYBABY
New Single「ホシノナイソラ」
<初回限定盤(CD+DVD)> KICM-91849 / ¥1,667+tax
▼収録内容
(CD)
1.ホシノナイソラ
2.bite me
3.ホシノナイソラ -off vocal ver.
4.bite me -off vocal ver.-
DVD
「ホシノナイソラ」Music Video & Making Video(予定)
<通常盤(CD only)>KICM-1850 ¥1,111+tax
1.ホシノナイソラ
2.bite me
3.ビリビリマネー feat.Ladybeard
4.ホシノナイソラ -off vocal ver.-
5.bite me -off vocal ver.-
6.ビリビリマネー -off vocal ver.-